冷凍かにの解凍方法、そのおすすめ
年末年始になるとかにを食べることを意識するひとはきっと少なくないでしょう。
実際のところ、かに通販では年末年始になると予約が殺到し、人気なところではあっという間にソールドアウトになることも珍しくないそうです。
かにを買うときには店頭ではなくかに通販を利用することが一般的ですが、はじめて利用するときには意外と失敗することも多いかもしれません。
ありがちの失敗として一番多いのが、口コミをよくする調べることなく通販を利用してしまい、結果的にパサパサの身入りの少ないかにを届けられてしまうということ。
かにの中でもおいしいものは数限られているため、こうした失敗も思っている以上にあるようです。
次に多いのが冷凍かにの解凍方法について。
おすすめなのは、新聞紙やキッチンペーパーできちんとかにを包んだうえで、冷蔵庫に入れて1日かけて解凍していくこと。
これは、かにの持っている旨味を逃さないために必要で、紙で包まなかったり、自然解凍をさせてしまうと、それだけで乾燥によりかにの肉がパサパサになってしまうということがありうるのです。
せっかく高級品として高い金を払ってこれではもったいないですね。
とはいえ、頼んだ時期がぎりぎりで、どうしても1日置く余裕がない、というときもあるでしょう。
そんなときには、半分の時間でいいので冷蔵庫にいれて解凍し、そのうえで流水により溶かしていきましょう。
この場合も、旨味まで洗い流さないようには十分に注意すべきです。
なお、新聞紙やキッチンペーパーをくるんでいると、そのうち表面が濡れてビショビショになってきますが、これはかにの旨味を逃してしまった、というわけではありません。
かにの表面に張っている薄い氷の膜が解けた結果として濡れてしまっている、というのがその理由ですね。
うまく解凍できたら、あとはそのまま殻を剥いて食べるなり、鍋にいれてダシをとるなり、あるいは半剥きにして焼くなり、自由に調理して存分に味わいましょう。